ベンチに座る。
さまざまな「いのち」に想いをはせる。
たとえば
このベンチの「材」はなんだろう。
どんな森からやってきたのだろう。
どんなひとの手(営み)を通してここにあるのだろう。
そんなふうに想う世界には必ず、
長い時間を経て存在する森があり、
森を育む大地があり、
そして、それらとともに生きるひとがいる。
そして、私たちは、
私たち自身もそんな中にいることを実感する。
想いは、滑らかに、確かに循環する。
そして、続いていく。