Project

想うベンチ
− いのちの循環 −

「木」と「樹」の違いは何なのか。
当プロジェクトはここからスタートしました。
「樹」という文字には、たんなる材料ではなく、
大地に根をはる「生きている木」、「いのち」の意味があります。

それぞれの、いのち。
地球、樹、伐採する人、ベンチを作る人、ベンチに座る人・その目の前にいる人……
ベンチに座り、それらの「いのち」に想いを巡らす。

ベンチを通して、当プロジェクトに関わった人の想いが
場所と時間を超えて、つながる、ひきつがれる。

大阪府のみなさんとともに
こんな活動をします

action01

大阪の木材を使って
ベンチをつくる

地域の木材を使う ー 地域を「想う」

実は大阪は30%が森林。地域の材を使うことにより、育てた人、製材する人、大阪の森のこれまでやこれからに想いを馳せます。

木材を余すところなく使う ー 樹のいのちを「想う」

使える材だけを使うのではなく、一本の樹を余すところなく使えないか、シミなども木の個性として価値あるものにできないか。樹をいのちあるものとして向き合い、デザインを考えます。

action02

大阪の森を知る・感じる

木に触れる、暮らしで使う ー 森を「想う」

まちなかで木のスプーンを作るワークショップなど、暮らしの中でも木に触れたり、大阪の木や森を五感で感じるプログラムを用意。大阪の森を持続させるためには何ができるのかを考えたりするきっかけにも。

action03

ベンチを万博会場に。
その後は大阪各地域へ

ベンチを万博会場に設置 ー 大阪から世界へ「想い」をつなぐ

制作したベンチは万博会場に設置。このプロジェクトの「想い」を会場を訪れた方々にも共有できるようベンチに二次元コードを設置します。

地域で使う ー 地域に「想うベンチ」を

万博終了後に大阪各地域でベンチを使っていただける場所を探します。そこには、座った方々がさまざまないのちを想う「想うベンチ」の存在が生まれます。そんな、いのちを想うきっかけを、地域で繋いでいけるよう地域の方々と一緒に考えます。

action04

想いをメディアで発信する

ウェブメディアで発信 ー「想い」をさらに巡らせる

「いのちの循環」ってそもそもなんだろう。ベンチ・森・暮らしの循環はもちろん、自分にとっての「いのちの循環」をともに考え、発信するウェブメディアを立ち上げます。想うことでさらに広がる・誰かに引き継いでいく試みです。

大阪・関西万博 運営参加特別プログラム
「Co-Design Challenge」選定
「想うベンチ -いのちの循環-」プロジェクト